畑栽培スタート前の大事な準備♪
2017年3月から、
愛知県豊田市で畑栽培スタートさせた僕ですが、
圃場が決まり、すぐにでも作付けスタートさせたくなるのが人の性♪
しかし僕は、何よりもまず行う作業があります♪
それが溝掘り♪
(2017年3月に畑が決まって、まず始めたのが溝掘り♪)
(スコップ使って人海戦術でとにかく畑の外周の溝掘りです♪)
(1反300坪の畑の外周なら、スコップで人海戦術でも気合で半日でできます♪
ただし、圃場の状態・環境にもよります♪)
何よりもまず初めに、圃場の外周に溝を掘ります♪
これが必ず必要ということではありません♪
育てる作物に応じて、そして圃場の環境に応じて、
必要性をジャッジします♪
基本的に僕は、多品目栽培なので、あらゆるお野菜を
一枚の畑で育てます♪
で、色んなお野菜育てるには、それぞれの植物特性や
生態特性など、
きちんと理解しておいた方が良いのと、
大事なのは土の状態です♪
僕が何よりもまず初めに溝掘りを行う理由は、
一言で言うと、
【通気・通水】の為♪
どういうことか、簡単かつ具体的に説明します♪
お野菜(に限らず植物)は土・水・空気・温度・日光が
生育に必要な自然インフラです♪
さて、その中で、
土に着目します♪
農業を始めたり、すでに始めていらっしゃる方々のほとんどが、
【肥料】の概念に凝り固まっています♪
特におっしゃることが、
【土づくり】
です♪
元肥はこれ、とか、
この野菜育てるにはこの肥料、とか、
肥料や堆肥を投入しなければならない固定観念が
往々にしてありますが、
ちょい待てと♪
土のことを知ろう♪
何事もまずは基本ざっくりで書きますが♪
土というのは、
砂・粘土・腐植などの物理的な存在と、
微生物・バクテリア・土壌小動物などの生物的な働きが、
組み合わさって、
生み出されているわけですね♪
で、もっとも大事(だと僕が考えている)なのが、
土壌生態系の適正
です♪
ざっくりと掘り下げます♪
植物が枯れて土に戻るまでに時間がかかります♪
その間に活躍するのが、土壌生物です♪
植物残差はミミズなどの土壌小動物や、
微生物・バクテリアの働きによって、
土に還るまでに分解が進みます♪
つまり、これらの土壌生態系が整っていないと、
土がまともにならないということです♪
特に大事なのが、
【好気性微生物】です♪
字のごとく、空気を好む微生物で、
この子たちがいてこそ植物残差の分解が進んでくれるのです♪
つまり、好気性微生物(に留まらず)が
きちんと土中にいてくれる適正な環境を整える♪
僕にとって、それこそが本質的な【土づくり】だと思っています♪
溝掘りを圃場全体の外周に施すことにより、
圃場全体の通気・通水に一役買うという考え方♪
ご存知の方もいるかもしれませんが、
大地の再生 という講座を全国的に展開されていた
矢野智徳さんの取り組み・考え方を
僕なりに畑栽培に応用しているわけです♪
長くなってきたので、この辺の続きは次回に♪
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