縦穴(点穴)の必要性♪
前回は溝掘りの重要性と、
溝掘りの他に縦穴(点穴)堀りを施すことをご紹介しました♪
今回はその縦穴掘りについて書きたいと思います♪
【縦穴の必要性】
圃場全体に施した溝だけでは補えきれない、
局所的に深い穴を施すことによって、
更なる通気・通水の循環を狙う♪
ということです♪
縦穴は、
「ホールディガー」あるいは「複式ショベル」
と呼ばれる道具で行います♪
Amazonで検索すれば、3,000~4,000円程度で購入できます♪
縦穴の施しとしては、溝の中に掘り進めていきますが、
間隔を取って複数の縦穴を掘っていきます♪
では、実際に僕が行った縦穴堀りについて、
溝掘りのときと同様に、
A圃場とB圃場の比較とともにお伝えします♪
(↑A圃場♪とホールディガー♪ 縦穴施工日: 2017/4/3)
(↑A圃場♪ 縦穴施工の上からの様子♪)
(↑A圃場♪ 溝30cm+縦穴50cmで、表土から深さ80cmの穴が出来上がりました♪)
(↑B圃場♪ 縦穴施工日2018/4/10)
(↑B圃場♪ 縦穴完成後♪)
(↑B圃場♪ 溝50cm+縦穴50cmで、表土から100cmの深さの穴完成♪)
前回の溝掘りの記事でも書いていますが、
A圃場とB圃場では着手時の状態がそれぞれ特有で、
対応の仕方が異なりましたが、
この縦穴掘りに関しても施し方に違いが出ています♪
上記比較表の通り、縦穴の深さ自体はA・B圃場ともに50cmにしていますが、
初めに作った溝の深さに違いがあるので、
結果的にできる最終的な穴の深さに違いが出ています♪
また、A圃場では縦穴と縦穴の間隔は3m、
一方B圃場では2mでとっています♪
B圃場は環境が過酷で、
縦穴の施しは狭めにし、
多めに縦穴をつくっておいた方が良いかな、
との判断です♪
縦穴は深い程、
また、
間隔が狭い程(つまり数が多いほど)、
通気・通水の効果が期待できると思っています♪
それともう一つ♪
圃場の角に当たる部分は、
必ず縦穴を施すことです♪
角は溝の方向が変わるので、
空気・水の流れの変更点となり、
詰まりやすい場所となります(と、考えています)♪
ここまで整ったら、
いよいよ本格的に作付けに向けた準備スタートです♪
次回からは僕なりの作付けスタートまでの作業過程を
綴っていこうと思います♪
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