農業経営とお金についての考え♪
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【コンセプト♪】
2017年に畑作独立後、
2年連続で一反当たりの年間売上額120万円の実績が出せています♪
小規模農業・家庭菜園で通用する(と思われる)
オレ流栽培のことを中心に、
メモ・備忘録も兼ねて綴っていきます♪
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前回ですね、
ということで、
直売にこだわる理由と、
実入金に関することを書いてみました♪
また、以前にも
というタイトルで記事を書いています♪
今回は、良い機会なので
お金に対する考え方や、
僕なりの経営哲学というものを書いていこうと思います♪
まず、結論から言ってしまうと、
農業は経営であり、
経営で最も大切な財務諸表は「キャッシュフロー」
である、と考えています♪
前回の「直売にこだわる♪~その⑥~入金サイクルが早い♪」でも
書いていることで、
入金サイクルが早いというのは、
非常に重要なポイントだと考えています♪
さて、農業に限らず、
事業経営を行う上で避けては通れないのが
「財務諸表の管理と理解」
です♪
では財務諸表とは何でしょうか?
■損益計算書(PL)
■貸借対照表(BS)
■キャッシュフロー(CF)
重要諸表は上記3つになるでしょう♪
どれもそれぞれ重要ではありますが、
僕が個人的に、
事業経営で最も重要だなと考えているのが
先に書いた通り「キャッシュフロー(CF)」です♪
事業経営の収支計算を超絶簡単に書いてしまうと、
売上-支出=利益
ということになりますね♪
売上は、実際に提供した商品(価値)を数値化したもの、
支出は、商品(価値)を生み出す為に必要なコストのトータル、
ですね♪
売上から支出を差し引いたものが、利益となりますね♪
さて、この方程式をサラッと書き流しましたが、
良く見てみましょう♪
【売上】-【支出】=【利益】
売上は、価値を提供して初めて生まれますね♪
では、「支出」はどうでしょうか?
農業に限らず多くの事業では、
売上、つまり価値を提供するために、
先んじて投下する「投資」の支出が発生することが常と思います♪
一つに限らず、いくつもの価値の提供と、
価値提供の継続の為には、
ランニングコストが発生すると思います♪
このコストと、
売上の発生のタイミングはズレがありますよね♪
融資や投資などによる元本がない限り、
売上が収益の元になることになるので、
支出が先んじると、
キャッシュ残高がマイナスになりますね♪
先の直売にこだわるをテーマにした各記事でもお伝えしている通り、
卸取引では売掛期間が発生し、
その間に支出(支払・ランニングコスト)があれば、
売掛分のキャッシュを受け取る前に、
手持ちのキャッシュを支出に充てなければなりません♪
回りくどい言い方になりましたが、
「最低限のキャッシュがなければ経営に必要な資金が回らない」
という苦しい事態に陥ります♪
損益計算書(PL)では黒字でも、
上記のように支払資金が不足している状況では
支払いが出来ないので、
倒産に追い込まれますね♪
これを「黒字倒産」と言いますね♪
(↑2018年1-12月ローリングの多品目栽培圃場の損益計算書)
損益計算書(PL)は、過去の事業実績で、
キャッシュフローはリアルタイムの資金繰りになります♪
初期投資分も予算に組み入れた上で
資金繰り計画が十分でなければ、
失敗のリスクが高まりますね♪
入金のサイクルが早い直売では、
卸取引一本で臨むよりも経営面でも強みがありますね♪
農業が生活の糧の一つとなるのであれば、
それは立派な経営となります♪
キャッシュフロープランを組み立てることは
経営管理として非常に重要な業務と考えています♪
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